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都島が初主催の「オモロー授業発表会」 教育関係者が授業の工夫をプレゼン

会場となるドーンセンター

会場となるドーンセンター

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 大阪市都島区内在住の教育関係者らが日々実践する授業の工夫などを共有するイベント「オモロー授業発表会」が9月21日、ドーンセンター(大阪市中央区大手前1)で開催される。

発表会が行われるパフォーマンススペース

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 同イベントは、地域の課題解決などのコミュニティー事業を展開するワンピース(兵庫県加古川市)が、「教育の本丸は公立学校にある。地域の小中学校にも必ず夢見る先生がいるはず」というスローガンの下、2023年に立ち上げたもの。これまでに北海道から沖縄まで35市町村で140回以上開催し、地域に眠る「オモロー授業」を掘り起こしてきた。大阪市内での開催は今回が初。

 特徴の一つが、毎回、各地域の住民や保護者が企画から運営までを担う点。今回は「都島区オモロー授業発表会実行委員会」が主催する。同実行委員会代表の堀のりこさんは「この発表会を地元・都島の住民や保護者が主催することにより、都島に住んでいる人たちにもすてきな先生たちがいることを知ってもらいたいと思い開催した」と話す。

 当日は、学校や教育現場の最前線で、「日々『子どもファースト』の姿勢で臨み、子どもたちの未来のために奮闘している教育者や、次世代の教育を担う教育学部の学生たち」(堀さん)、合わせて11人が登壇し、それぞれ10分ずつ、授業の工夫などについてプレゼンテーションする予定。発表後には観覧者を含めた全員が円になり、感想を語り合う時間を設ける。

 堀さんは「教育は先生や学校だけではなく、地域の保護者、一人一人が関われるもの。多くの方が安心して参加できる場にしたい」と話す。

 開催時間は13時~16時。無料。定員は150人。

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