イタリアのパン・フォカッチャを使ったサンドイッチを提供する「フォカッチャモ」(大阪市中央区森ノ宮中央2)が10月23日、JR森ノ宮駅近くにオープンした。
席数は16席(テーブル6卓9席、カウンター2席、テラス5席)。メニューは9種類を用意。定番の「イタリー」(1,200円)は、生ハム、モッツァレラチーズ、トマト、ベビリーフを挟み、自家製のバジルソースで味付け。生ハムは注文が入ってから店内でカットする。
看板メニューは「ポルケッタ」(1,200円)。自家製の豚バラ肉、エキストラバージンオイル、ゴルゴンゾーラチーズ、タマネギ、セミドライトマトを挟み、あえてソースはかけずに「素材の味を生かす」という。
具材を挟むフォカッチャは店内のオーブンで焼き上げる。店主の平野栞さんは「常に焼きたてを提供できるように、客の入りを見ながらこまめに焼くようにしている」と話す。
テイクアウトも可能で、朝限定(11時まで)のメニュー3種も用意する(各700円、ドリンク付き)。
平野さんは飲食業の元広報担当。飲食経営を間近で見てきた中で「もっと自分のアイデアを形にしたい」と独立を決めた。店内はあえて調理風景を見せる設計にし、客が写真や動画を撮りたくなるよう工夫。メニュー片手に自撮りができるよう、壁に鏡を設置。鏡には店のロゴを配置して写真に映り込むようにするなど、平野さんらしいアイデアを盛り込む。
平野さんは「朝8時からオープンしているので出勤前の朝食としても利用してほしい」と呼びかける。
営業時間は8時~18時。木曜定休。