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京橋の「白玉温泉」隣につけ麺店「つかる、つける。」 近大院生が経営

店主の西奈槻さん(左)と同級生で料理長の奥野亮太郎さん(右)

店主の西奈槻さん(左)と同級生で料理長の奥野亮太郎さん(右)

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 近畿大学大学院・修士課程2年の西奈槻さん(24)が経営するつけ麺専門店「つかる、つける。」(大阪市城東区蒲生2)が9月21日、「ユートピア白玉温泉」の併設店舗としてオープンした。

看板メニュー「白玉つけ麺」

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 同温泉施設の隣にあり、昨年10月に移転した「しらたま鍼灸(はり・きゅう)整骨院」跡にオープンした同店。看板メニューは「白玉つけ麺」(1,100円)。スープはしょうゆベース。カタクチイワシ、サバの魚介だしと、長時間煮詰めた豚骨のうまみを加える。サウナの後に食べるサウナ飯(通称「サ飯」)を意識し、塩分を利かせた濃い目の味付けが特徴。麺は「小麦の味を感じられるよう」に意識したというオリジナル麺で、素早く提供するため、ゆで時間が通常よりも2分短くなるように調整しているという。

 店主の西さんは奈良県橿原市出身。在学中の2020年にラーメン店などを展開する会社を起業した。きっかけはコロナ禍。大学での授業がなくなる中、「何か始めよう」と思いついたのが起業だったという。SNSで手当たり次第に経営者に「面会希望」のDMを送った。運よく返信が来たのが、奈良市内で飲食店などが入る物件を複数持つ女性社長。空き店舗を使わせてもらえることになり、これが開業の足がかりになった。

 その後、同大の学生食堂、道頓堀に店舗をオープン。同店は4店舗目。西さんは「これまでの店舗はある程度人が流動的に入れ替わる立地だったが、今回は温泉施設の隣で固定客が多い印象。サ飯として、つけ麺をいかに定着させるかが勝負になってくる」と話す。

営業時間は、11時~15時、18時~23時。火曜定休。

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