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蒲生四丁目でチャリティーイベント「ガモヨンから能登へ」 地元店主ら協力

発起人の小山ゆうこさん(左)、橋本美奈さん(右)

発起人の小山ゆうこさん(左)、橋本美奈さん(右)

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 蒲生四丁目(通称『ガモヨン』)エリアの約80の店や会社が協力するチャリティーイベント「食べて応援!着て応援!ガモヨンから能登へ」が現在、開催されている。

小山さん、橋本さんが営む店

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 「食べて応援!」では、企画に賛同した地元飲食店や小売店など36店が参加。石川県産食材を使った特別メニューを提供するほか、飲食代の一部を義援金として寄付する。

 「着て応援!」では、オリジナルのチャリティーTシャツ(3,000円)を販売。売り上げの5割を寄付に充てる。「1円でも無駄にしたくない」という思いから予約を受け付け、注文から2~4週間後に手元に届ける。

 発起人は、地元で飲食店を営む小山ゆうこさんと橋本美奈さん。大阪市立鯰江中学校の同級生で、誕生日も同じ。「いつか一緒に地元で店をやろう」という夢をかなえた。2013(平成25)年から10年連続で、近隣店舗が参加する「がもよんカレー祭り」を企画するなど、地域活性化にも取り組んできた。

「10年やって一区切り。今年はいったん休み」と思っていた矢先、能登半島地震が発生。小山さんは「数カ月たっても復興が進まない状況をニュースで知り、何かできないかとイベントの企画に至った」という。

 2人は近隣の飲食店に声をかけ、パンフレットを作成。インスタグラムで公式ページも立ち上げ、小山さんがTシャツのラフデザインも手がけた。「『がもよんカレー祭り』の経験が生きている。普段から横のつながりがあったからこそ、すぐに始められた」と話す。

 小山さんは「短期間のイベントではなく、あえて開催期間を40日間にした。少しでもイベントのチラシを目にする機会を増やし、ゆっくり長く、能登に思いをはせてもらえたら」と呼びかける。

 Tシャツの注文はインスタグラムで受け付ける。8月31日まで。

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