京橋の多国籍居酒屋「ドリアンチョップ」(大阪市城東区新喜多1、TEL 06-6931-2080)が和食メーンの店としてリニューアルして2カ月がたった。
同店は3年前に新鮮な野菜や鮮魚を売りにした多国籍料理の店としてオープン。料理に合わせドリンクはワインやビールを提供してきたが、店主の北村武史さんの「魚料理にはやはり日本酒が合う。日本酒に特化した店を持ちたい」という思いが日に日に大きくなっていった。6月、地元・交野市に居酒屋「酒場フトコロジャパニーズバル」(交野市)を出店したのを機に、「ドリアンチョップ」も和食と日本酒の店へと大きく舵(かじ)を切るリニューアルに踏み切った。
知り合いの漁師から直接買い付けてきた魚を使う魚料理は、刺し身や煮物、焼き物など和食中心のメニューへ。毎日4種類ほどの魚を入れ、月に2、3度は北村さん自ら釣った魚を振る舞うこともあるという。日本酒は全国から集めた40種ほどを取りそろえる。客のリクエストによって、リニューアル前のメニュー「ブイヤベース」(980円)や「パイパイ麺」(740円)も提供する。
これまでテーブルのみだった13坪の店内には新たに座敷も設け、座敷とカウンター席合わせて30席にした。「常連客からはあまりに変わったので驚かれる」と北村さん。「魚が大きくなって脂がのってくる時期はこれから。おいしい魚料理と日本酒を楽しみに来てほしい」とも。
営業時間は、ランチ=12時30分~14時、夜=17時30分~24時。日曜定休。