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大阪・蒲生に馬肉料理専門店「和み家」-珍しい部位も提供

馬肉料理専門店「和み家」の店主・小能真一さんとアルバイトの岸本輝士さん

馬肉料理専門店「和み家」の店主・小能真一さんとアルバイトの岸本輝士さん

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 大阪市・蒲生3丁目の馬肉料理専門店「和み家」(大阪市城東区蒲生3、TEL 06-6931-7538)がオープンから2カ月がたち、にぎわいを見せている。

こだわりの日替わりランチ

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 「多くの人に馬肉のおいしさを伝えたい」と話すのは、店主の小能(このう)真一さん(39)。自営業という10年来の夢をかなえることになったきっかけは、2年前にふと立ち寄った大阪市内の馬肉店で食べた馬肉の焼き肉のおいしさに衝撃を受けたことから。その後約2年間、独学で馬肉料理を学び脱サラ。今年8月21日に念願の店をオープンさせた。 店舗面積は12坪、1階にはテーブル4卓18席、カウンター5席。2階はすべて座敷でテーブル4卓35席。

 蒲生を選んだのは、実弟から聞いた「蒲生が盛り上がっている」という話がきっかけ。「がもよん」と呼ばれる蒲生4丁目周辺では現在、古民家を再生し飲食店や美容室などを開業させるプロジェクトや、店主同士が連携しバルなどのさまざまなイベントが活発。小能さんは「自分も蒲生のにぎわいに参加できないか」と蒲生に出店を決めた。「近所の店の人たちが新しい馬肉店ができたから行ってみたら?と自分の店の客にも言ってくれる。本当に周りの店に助けられている」と小能さん。

 店で出す馬肉は、義弟の知人のつてで熊本にある千興ファームから直接仕入れる。開店当初は、ほかの肉に比べて表面の色が変わりやすい馬肉の扱いに苦労したが、「日々の積み重ねで学ぶことも多く」扱い慣れてきたという。

 小能さんの「イチオシメニュー」は、バラ肉の外側の「バラウス」やたてがみの付け根「コウネ」などがのった盛り合わせ(1,280円~)と焼き肉の上バラ(1,280円)。 「馬の焼き肉は食べたことがない」という客が多い中、オープンから約2カ月で十数回以上通う客も。小能さんは「馬肉はヘルシーなので女性にもぜひ食べてもらいたい」と話す。

 10月14日からはランチ営業を開始。「日替わりメニュー」(750円)に150円プラスで「春巻き」が付く。

 営業時間は11時30分~13時30分、17時~24時。

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