大阪造幣局（大阪市北区天満1）で現在、「宝塚歌劇100周年2014プルーフ貨幣セット」の販売申し込みを受け付けている。

10月14日に大阪造幣局が宝塚歌劇団の小林公一理事長へ貨幣セットを贈呈

　宝塚歌劇団は、1914（大正3）年4月1日に初公演が行われてから今年で100周年を迎える。同局ではこれを記念し、平成26年銘の500円から1円までの6種類の「プルーフ貨幣」と、宝塚歌劇団の象徴ともいえるラインダンスをカラー印刷で表現した「銀メダル」の合計7枚を特製の革ケースにセットしたものを販売する（1万3,371円）。「プルーフ貨幣」とは収集のための貨幣で、特殊な技術を用いて硬貨の表面に光沢を持たせ模様を鮮明に浮き出させたもの。販売予定数量は1万5000セット。申し込み多数の場合は、抽選を行う。

ラインダンスがあしらわれた銀メダルの裏面には、100周年記念ロゴマークと羽などをデザイン。表面に細かな凹凸を刻み、梨の表面のような質感に仕上げる梨地加工技術を用いて「TAKARAZUKA REVUE」の文字と星の輝きを表現している。

広報の岩崎光男さんは、「プルーフ貨幣は多くのファンがいるが、これを機に宝塚好きの女性にも興味を持っていただけたら」と話す。

申し込みは、はがきまたはウェブサイトで受け付ける。問い合わせは、造幣局ハローダイヤル（TEL 050-5548-8686）まで。10月31日まで。