大阪・京橋に串カツ店「串かつキャメルクラッチ 京橋らくだや」(大阪市都島区片町2、TEL 06-6360-9441)がオープンして2カ月がたった。
同店は、同じ京橋店内にある「新世界 串や 京橋店」(都島区東野田町5)の2号店。店主の小田原誠さんは「地元に思えるぐらい好きな街なので」と京橋への出店について話す。
「1号店を10年やって、酒、馬刺し、エビの踊り食いなど、串カツ以外でやりたかったことも詰め込んだ」という同店。酒は、知り合いの酒店から推薦してもらった日本酒を10種類以上仕入れる。馬刺しも「おいしいものを」と、小田原さんの出身地である熊本県から直送されたものを提供。「エビの踊り食い」は、「小さいころに食べておいしかった思い出があり、皆にも食べてほしいから特にお薦め」という。「店の入り口に設置された水槽を見ながら、生きたエビも楽しんでもらえたら」とも。
店名の由来は「ラクダが好きだから」。入り口の壁に描かれたラクダの絵はライブペイントで活動中のCAPさんによるもので、店舗設計はスライムデザインの吉田龍司さん。そのほか多くの知人の協力を得て店を作ったという。小田原さんは陶芸が趣味で、店にある食器の約7割が手作り。「自分で作った食器を出してみたかった。店のスタッフと一緒に一枚一枚描いた」と話す。「楽しく飲んでもらえたら。ランチもやっているのでぜひ来てほしい」と呼び掛ける。
営業時間は11時半~14時、17時~24時。