大阪府は現在、天神祭の「船渡御（ふなとぎょ）」を観覧できる八軒家浜（はちけんやはま）の特別観覧席を販売している。

船渡御の様子

　販売しているのは、八軒家浜から天神橋までのエリアに設ける特別観覧席。「水と光の都大阪の象徴である天神祭を機に、整備を進めてきた八軒家浜を府民に知ってもらいたい」と2010年に同エリアでの観覧席販売を開始し、今年で4回目。

　用意する席は「メインシート」（3,000円）、「ゆったりシート」（4,000円）、「ベンチシート」（3,000円）、「団体シート」（2,500円）、「お得シート」（2,500円）の5種類。昨年までは全席一律料金で販売していたところ、見やすい中央部分に人が集中してしまったことから、今年は端の席は値段を安くするなど料金設定を工夫したという。各シートには、ビールやソフトドリンクの飲み物2杯とおつまみが付くほか、観覧中落語家の桂壱之輔さんと講談師の旭堂小二三さんが天神祭の解説をする。

　　担当の野坂翔さんは「ゆったりくつろぎながら天神祭を楽しんでほしい。水と光の都大阪を盛り上げていければ」と話す。

　詳細は「天神祭・水都大阪プロジェクト2013」のホームページで確認できる。