大阪の「大阪マーチャンダイズ・マート」(大阪市中央区大手前1)で1月19日、林業の仕事などを紹介するイベント「見たい!知りたい!試したい人!みんな集まれ。森林の仕事ガイダンス2013」が開催される。
10年前に始まり、2年ぶりに開催する同イベント。日本は国土面積の約7割は森林で、そのうち4割は人工林。スギやヒノキなどの人工林は人の手で守り、育てていかないと荒れてしまうという。現在、林業従事者の高齢化と後継者不足などから手入れが行き届いていない山が増え、その再生に多くの人材が必要なため、林業に関心のある人に向けたガイダンスを各地で開いている。
当日は、北海道から九州まで18道府県の林業労働力確保支援センターや森林組合連合会がブースを設け、各地の林業に関する情報や林業の仕事内容、就職までの流れについての説明を行ったり相談を受けたりする。大型モニターで日本の林業の現状を紹介するほか、実際に現場で働く研修生から仕事の内容や生活などを聞けるトークショーなども行う。
同イベント事務局の高橋さんは「年齢性別に関係なく林業に興味のある方はどなたでも来てほしい」と話す。今後、東京でも開催を予定している。
開催時間13時~17時。入場無料。