JR京橋駅(大阪市城東区新喜多1)北口改札前で12月24日、同駅駅員によるハンドベルの演奏会が行われた。
昨年のクリスマスに初めて行ったハンドベル演奏会は、今年の子どもの日に続き今回が3回目。10時20分、サンタクロースに扮(ふん)した柳生頼成駅長のあいさつの後、駅員10人による演奏が始まると、改札を出入りする人も足を止めて聴き入っていた。
曲目は「きよしこの夜」「We Wish You a Merry Christmas」などクリスマスソング全7曲。音楽経験のある駅員を中心に集め、今年は難易度の高い曲にも挑戦。息の合った演奏に観客からも大きな拍手が起こった。メンバーの永田雅美さんは「ジョン・レノンのHappy Xmas(War Is Over)が難しかった。ベルの振り方にもコツがあるので頑張って練習した」と話す。毎回演奏会に参加してきたという金静香さんは「曲のレベルが高くなっているので練習が大変。でも切符を売るのとはまた違うお客さんとの触れ合いが楽しめてよかった」と笑顔を見せた。
11時からはJR西日本のマスコットキャラクター「イコちゃん」が登場し、撮影会を行った。子ども用の駅員の制服も用意。制服姿に着替え小さな駅員になった子どもたちは、イコちゃんと並び絵笑顔で撮影していた。