帝国ホテル大阪（大阪市北区天満橋1、TEL 06-6881-1111）で10月22日、来春から一新するウエディングプラン「The Imperial Elegance（インペリアル エレガンス）」の記者発表が行われた。

新しい料理メニュー

　3年ぶりに婚礼商品のコンセプトを刷新する同ホテル。1890（明治23）年の開業当初から結婚披露宴を行い、1923（大正12）年に現在のホテルウエディングの原型となった挙式と披露宴を組み合わせたスタイルを日本で初めて提案した。

　近年、婚礼メーンターゲットの25歳～34歳の人口が減少していることや、婚礼形式の多様化により婚礼市場の競争が激化していることなどから、「より客のニーズに近いプランを提供したい」と、これまでのパッケージプランを来年春から一新することにした。「自分らしさ」を求める客のニーズに応え、リクエストに応じたさまざまなスタイルのプランを提供する。

　コンセプトはフォーマルとカジュアルの融合「The Imperial Elegance（インペリアル エレガンス）」。テーブルコーディネートではデザイナーのワキリエさんを起用し、5つの装飾バリエーションから選べるようにした。料理では各メニューをセレクトして組み立てるコース、少人数向けのコースなど5種類を用意。オーダーメードのフルコース「グラン・シェフ」では、シェフが新郎新婦と直接打ち合わせを行い、2人のエピソードや思い出から連想する料理を作るという。

　総支配人の前田康廣さんは「本当にお客さまが望んでいる婚礼が可能になる。到着した時点からおもてなしの心を大切にした、婚礼に参加される全ての方に満足していただけるプランができたと思う」と自信を見せる。

　10月28日のブライダルフェアで一般公開し、
宴会予約（TEL 06-6881-4609）にて、予約を受け付ける。