京橋の和食ダイニング「長十郎」(大阪市城東区蒲生3、TEL 06-6933-8555)が5月17日、オープンから1周年を迎えた。
もともとバーだった店を改装しオープンした同店。バーの店主の知り合いだった同店店主の市橋一清さんが「自分の店を持ちたい」というかねてからの夢をかなえた。店内面積は25坪。約40席で、店内のカウンターは物作りが好きという市橋さんの手作り。
料理はすし、うどん、天ぷらを中心とした和食料理。すし店や日本料理店などで15年間修業を積んだ市橋さんが腕を振るう。にぎり(200円~)、天ぷら(300円~)のほか、懐石料理(3,000円~)も提供。食事の締めにはサービスで「卵焼き」を振る舞う。すし店で修業していたときに作っていたもので、「出すと、『これが卵焼き?』と客に驚かれる」と市橋さん。魚のすり身を混ぜ、1時間かけ焼き上げる卵焼き。仕込みに時間がかかり大量に作れないことからメニューにはしていない。「すし店の腕は卵焼きを食べれば分かると言われているが、それだけこだわって作っている」とも。客に「甘くてケーキみたい」と言われたことから、生クリームを添えて出している。
1周年を迎え、市橋さんは「何とか1年迎えることができた。気軽に立ち寄ってほしい」と話す。
営業時間は、11時30分~14時(月曜~金曜)、17時~24時(金曜・土曜は翌1時30分まで、日曜は不定)。不定休。