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大阪・森ノ宮に新食感「グミ系うどん」店

店主の八幡圭輔さん

店主の八幡圭輔さん

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 大阪・森ノ宮に9月26日、うどん店「うどん酒場 はちまん」(大阪市城東区森ノ宮1、TEL 072-245-5771)がオープンした。経営ははちまん(堺市西区)。

グミ系うどんの「つけ麺」

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 同社が運営する2つ目の店。店舗面積は33坪、席数は46席。ざるうどん(590円)、お薦めはカレーうどん(700円)。中でも「チーズカツカレーうどん」(1,220円)は沖縄の「ヤンバルポーク」のカツを使った自家製とんかつ。食材は極力国産を使用、ダシも手作りにこだわる。夜はおでんや天ぷらなどうどん以外のメニューも出す。

 店主の八幡(やはた)圭輔さん(43)は、20年ほど前にバイト先のうどん店で自家製麺の湯がきたてのおいしさに感銘を受け、将来独立して店を出すことを決意した。その後、修業を積み10年前に「手しごとうどん工房 はちまん」(堺市西区浜寺石津町西4)を出店。満を持した2店舗目の出店にあたり、「堺の店は土日が忙しいため、平日に忙しくなるビジネス街に」と森ノ宮のオフィスビル1階を選んだ。基本的に平日は森ノ宮、土日は堺の店に立つ。

 大阪の中心部進出にあたり、八幡さんはむちむちした食感を最大限に引き出すため圧力釜を使った独自のシステムを5年かけて開発。通常より約1.5倍の弾力性を持つ麺の生成に成功した。「グミのような食感が出せた。圧力釜のうどんという新しいジャンルの先駆けにしたい」と話す。

 「理想は『無くなったらショック』と言われる店。地域の住民に愛され、人に紹介したくなるような店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~15時。夜の営業は10月2日から開始、17時~22時30分。日曜・祝日定休。

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