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京橋に「A PIZZA」 一人前サイズの四角いピザ、好みにカットし提供

半熟卵とベーコンの「ビスマルク」(540円)

半熟卵とベーコンの「ビスマルク」(540円)

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 大阪・京橋に「A PIZZA(エーピッツァ)」(大阪市都島区東野田町1、TEL 06-6358-3737)がオープンしてから2カ月がたった。経営は、飲食事業を手掛けるビーンズワンカンパニー(東京都豊島区)。

メニューは総責任者自らが描く、柔らかいタッチのイラスト

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 同店が提供する四角いピザが生まれたのは数年前、総責任者の平井孝夫さんが先代の社長に同行してニューヨークへ行った時に出合ったスライスピザがきっかけ。一人でも気軽に食べられるサイズにして、数人でシェアすることも意識して客の好みに応じたカットで出すスタイルを取り入れた。「日本にはない食文化を作りたかった」と平井さん。2012年に東京・池袋に1号店を立ち上げて以来、東京・大阪を中心に店を増やし、同店が6店舗目。

 店舗面積は25坪、席数は50席。ニューヨークをイメージした店内の黒板、机、ピザ板などのインテリアは平井さんの手作りで、メニューのイラストも描いた。「味はもちろんのこと、店の雰囲気づくりも大事にしているので、自分でできることは自分で行った」と平井さん。

 ピザは、シンプルなトマトソースの「マリナーラ」(291円)や定番の「マルゲリータ」(432円)、和風の「シラスと大葉」(486円)、デザート系の「チョコバナナカスタードピザ」(594円)など20種類以上。ピザの形を四角形にしたことで、オーブンで3枚同時に焼けるなど効率が上がった。焼き上がったピザを写真に撮るとピザ板に入った店のロゴもきれいに入り、インスタグラムなどSNSで女性に人気だという。

 「本気で毎日ピザを食べてもらいたい」と、ランチには健康を考え無農薬の野菜を使ったサラダセットや「豆乳と100パーセントオレンジのハーフ&ハーフ」(410円)、自家製の「特製ジンジャーエール」(410円)などを用意。ディナーは「気軽に料理とお酒を楽しんで、ピザを締めに食べてもらいたい」と、「カマンベールチーズのフリットバジルソース添え」(626円)、「ジンジャーポークスペアリブ」(788円)などのメニューをそろえる。ボトルワインは赤・白・スパークリング合わせ15種類。自家製のサングリア(白・赤・ロゼ、各540円)や生ビール(540円)、カクテルなどもそろえる。「自家製のコーラも近々出そうと考えている」とも。

 平井さんは大阪・枚方出身。なじみのある京橋で「地域に望まれる店作りをし、もっと京橋の街を盛り上げていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~23時(日曜・祝日は22時まで)。

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