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京橋の飲食店・店主らが「街をきれいにするため」クラウドファンディング開始

前列左から、「ビバーチェ」小池社長、「ライブギアプロジェクト」西口社長、「やまげん」有馬さん、石井店長、岡山から参加の松尾さん。中列左から、京橋を愛するミュージシャン・ボゼまじっくさん、「ベロニカ」古賀さん、古堤さん、「鳥蔵の隠れ家」花木社長。後列左から、「鳥蔵の隠れ家」大西チーフ、「ロッキー」MOSSO社長、「ベロニカ」伊藤社長、「寺地実業」寺地社長。

前列左から、「ビバーチェ」小池社長、「ライブギアプロジェクト」西口社長、「やまげん」有馬さん、石井店長、岡山から参加の松尾さん。中列左から、京橋を愛するミュージシャン・ボゼまじっくさん、「ベロニカ」古賀さん、古堤さん、「鳥蔵の隠れ家」花木社長。後列左から、「鳥蔵の隠れ家」大西チーフ、「ロッキー」MOSSO社長、「ベロニカ」伊藤社長、「寺地実業」寺地社長。

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 大阪・京橋の飲食店・店主ら有志が8月から掃除道具購入の資金集めのためのクラウドファンディングを開始した。

清掃の様子

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 資金集めを行っているのは、京橋を盛り上げようと結集した飲食店の店主ら有志から成る「京橋緻密結社」。昨年2月に結成され、街中でギフト券を探す「京橋宝探しゲーム」などのイベントを企画するなど京橋を盛り上げるさまざまな活動をしている。その一環として、街をきれいにして多くの人たちに訪れてもらおうと2週間に一度、第2・第4木曜の朝8時からの1時間京橋駅周辺の清掃も行っている。

 「名称は堅いがメンバーは柔軟性あり。京橋を愛する人なら誰でも参加してもらい、次の世代へつなげていけたら」と話すのは代表の井形剛士さん(38)。井形さんは福岡出身。インターネット関連の仕事をしているが、21歳で大阪に来て以来ずっと京橋の近くに住み、京橋の飲食店に出入りしているうちに「仕事抜きの友だちがたくさんできた」という。

 「京橋は環状線を境に東側と西側で交流がほとんどなく、しかも11の商店街組合に分かれているためなかなかまとまりにくい。垣根を超えて何かできたら」という思いで同会の事務局を務めている。活動の拠点は焼き鳥居酒屋「鳥蔵の隠れ家」(大阪市都島区片町2)。日中店が開くまでの時間、2階の座敷にパソコンを持ち込んでホームページの更新やチラシの作成などを行っている。知り合いが知り合いを呼び、今では23店(社)、約50人の店主やスタッフたちが活動に参加している。

 今回のクラウドファンディングの目標額は50万円。京橋の道端に吐き捨てられたガムを取り除くための器具「ガム取り器」、1セット約25,000円を15本程購入するほか、PR活動に充てるためのもの。「ガムを取り除くと共に、通行人の人たちが清掃するメンバーの姿を見て京橋に寄っていこうと思ってもらえたら」と意気込みを見せる。 

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