食べる

京橋の串焼き店「馳走庵」がオープン半年-ワインを充実させ新たな展開図る

馳走庵・京橋店 宮本忠司店長(25)「お客さんの喜ぶ顔がやりがい」

馳走庵・京橋店 宮本忠司店長(25)「お客さんの喜ぶ顔がやりがい」

  • 0

  •  

 京橋の串焼き店「馳走庵」(大阪市都島区東野田3、TEL 06-6351-2885)が7月23日、オープンから半年を迎えた。

「きもの絶妙焼き」に最も合うワイン

[広告]

 今年1月にオープンした同店。席数は、テーブル52席、カウンターは8席。運営は大阪と沖縄で10店舗を展開する新日本フーズ(大阪市東成区)。

 主力メニューは「とりみのジューシー焼き」「きもの絶妙焼き」(共に2串320円)。通常焼き鳥にはモモ肉やムネ肉を使うのが一般的だが、同店ではセセリを使う。セセリは鶏の首のむき身で1羽からわずかしか取れない部位。「自分たちで仕込んだ食材を、備長炭で焼くのが店のこだわり」と店長の宮本忠司さん(25)は笑顔を見せる。

 宮本さんは高校生の時、玉造店でアルバイトとして働いていたが、「人とのつながりが濃い飲食業にやりがいを感じて」同社に就職。以来、内本町本店、南森町店、上本町店を経て京橋店の立ち上げ店長を担うことになった。「京橋に来てまず驚いたのが昼間から営業している立ち飲み店が多いこと。周囲の飲食店には、困っている時に氷を貸してもらったりお客さんを紹介してもらったりと、本当に助けてもらっている」と話す。

 この半年間の客のにぎわいに応じて、焼き鳥に合うワイン(2000円~)も提供するという。「ワインに詳しいお客さんにいろいろ教えていただいたことがきっかけ」と宮本さん。同店は焼き鳥のほか牛・豚・海鮮などさまざまな焼き物を取りそろえる。近隣のワインを扱う料理店にもアドバイスをもらい、これらに一番合うワインを吟味し厳選した8種類を今月から新たなメニューに加えた。宮本さんは「京橋は人と人とのつながりが深く独特の文化がある。早くこの街になじんで、地域の人に愛される店になりたい」と意気込む。

 営業時間は月曜~土曜は17時~深夜2時、日曜は17時~23時。

  • はてなブックマークに追加

京橋経済新聞VOTE

あなたのお住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース