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京橋に喫茶&居酒屋「灯」-二毛作営業で憩いの場提供

界隈を歩いていると灯(あかり)がひときわ目立つ店。しかし「灯」のいらない夕方から営業している。

界隈を歩いていると灯(あかり)がひときわ目立つ店。しかし「灯」のいらない夕方から営業している。

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 大阪・京橋で7月8日、喫茶&居酒屋で営業する「灯(あかり)」(大阪市都島区東野田町4、TEL 06-6809-3686)がオープンし連日にぎわいを見せている。

店主の白山紀子さん

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 酒とコーヒーの両方を提供する同店。「生ビール」「コーヒー(ホット、アイス)」ともに380円に設定している。店主の白山紀子さん(29)は京橋かいわいで生まれ育った。地元のバーや串カツ店で働いていたとき、「昼間からお酒を飲みたい」「夜、お酒を飲んだ後にコーヒーを飲みたい」という客の声をよく耳にした。「どんな時間帯でもフラッと来て、お酒でもコーヒーでも好きなものが飲める。そんな誰もが気軽に立ち寄れる場所をつくりたい」と考えていたとき、タイミングよく空き店舗をいい条件で借りられることになり立ち上げた。

 店内の照明は温かみのあるオレンジ色に統一。「灯」の店名の由来は、「フラッと近くに来たときに『あ、今日も明かりがついているな』」と気軽に立ち寄ってもらえる店にしたい」との思いからだが、実際は明かりのいらない夕方から営業する。オープンして2週間。口コミで評判が広がり、店舗面積6坪、カウンター7席の店内には客が絶えることがない。

 自慢のブレンドコーヒーは、豆を京都の自家焙煎(ばいせん)所から取り寄せている。喫茶メニューの「お薦め」は、卵にコーヒーを交ぜて作った「コーヒーフレンチトースト」(500円)。喫茶メニューを裏返すと現れる居酒屋メニューも、「鶏の手羽とたまご煮」(400円)と「自家製うずらの醤油漬け ゆずこしょう風味」(300円)と、こだわりのメニューが並ぶ。

 「私自身お酒が大好きなので、こんなおつまみがあれば最高だな、というものを酒飲みの視点から日替わりで出している」と白山さん。「1,000円あれば、おつまみと生ビールを楽しんでいただけるので気軽に立ち寄っていただければ」と笑顔で話す。

 現在の営業時間は17時~24時。8月からは15時~24時。

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