食べる

大阪「旧桜宮公会堂」が結婚式場兼レストランに-「大阪もん」野菜メニューも

「紫アスパラガス」を持つ料理長の角谷健シェフ

「紫アスパラガス」を持つ料理長の角谷健シェフ

  • 0

  •  

 大阪を代表する歴史的洋風建築「旧桜宮公会堂」(大阪市北区天満橋1、TEL 06-6881-3330)が4月15日、婚礼施設兼カフェレストランとしてオープンした。

「旧桜宮公会堂」の外観(関連画像)

[広告]

 同館は、1870(明治2)年に建設された造幣寮(現・造幣局)の金銀貨幣鋳造所の正面玄関を移築し、1935(昭和10)年に明治天皇記念館として建てられた重厚感あふれる歴史的建築物。国の指定する重要文化財で、隣接する「泉布観」と共に大阪で最も古い近代建築の一つとして知られる。同館を所有する大阪市がその活用方法を募集したところ、ウエディングプロデュース・レストラン運営のノバレーゼ(東京都中央区)が事業を受託、結婚式場兼レストランとして再建した。

 館内は、格子天井やジョージアン様式のアーチ窓を生かした披露宴会場や、ガラスブロック9000個を使ったチャペルなどを備える。平日はカフェレストランとして営業し、土曜・日曜・祝日は主に結婚式を執り行う。日中は敷地全体を一般開放しているため、散策などを楽しむ人も多い。

 レストランメニューでは、大阪近郊で採れた野菜を使った「大阪もん地産地消コース」(3,000円)や「フィッシュフライ&大阪もんピクルスサンド」(1,200円)などを用意。料理長の角谷健シェフが直接農家に出向き、朝摘みされた「そら豆のつぼみ」や「紫アスパラガス」などの珍しい野菜も仕入れる。角谷シェフは「シーズンごとにメニューや大阪産野菜の内容も変えるので楽しみにしてください」と笑顔を見せる。14時以降は「デザートセット」(1,200円)を用意、「桜アイス」などが楽しめる。

 レストランの営業時間は11時~17時。

  • はてなブックマークに追加

京橋経済新聞VOTE

あなたのお住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース