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都島の若者がまちづくり活動-世代間交流の実現に向け話し合い

「みやこじまん」話し合いの様子

「みやこじまん」話し合いの様子

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 京橋中央商店街内にある井戸端ステーション(大阪市都島区都島南通2)で3月15日、都島にゆかりのある若者の集まり「みやこじまん」が都島区の世代間交流について1回目の話し合いを行った。

中央が主催者の矢裂さん

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 主催したのは、近畿大学大学院生の矢裂淳さん。都島区在住の矢裂さんは、都島や京橋の「まちあるき」イベントを企画するなど、普段からまちづくり活動を行っている。以前都島区役所で行われた地域団体の代表者と若者が話し合う「ぶっちゃけ区民討論会」に参加した際、若者と年配者との意識の違いを感じたことや、関心を持つ若者が少なかったことなどから「どうしたら興味を持って地域活動に参加してもらえるかを考えたい」と企画した。

 当日は、都島にゆかりのある20~30代の若者に加え、まちづくりに携わる年配者13人が参加し、「世代間交流を実現するために若者は何かできるか」について話し合った。自己紹介の後、若者側が興味のあることをポストイットに書き出し、それを元に世代間交流ができるイベントを1人1つ考え発表。「桜イベント」「ゆかた花火大会で老人に着付けを担当してもらう」「世代間でエクササイズ」など、さまざまな意見が出た。「実現できそうなものがあれば区にも提案していきたい」と矢裂さん。

 今後は毎月1回のペースで話し合いをしていきたいという。矢裂さんは「たくさんの人が参加してもらえるイベントをつくるために、まちづくりに興味がない人にも気軽に話し合いに参加してもらえれば」と話す。

 参加申し込みは「京橋TV」のホームページで受け付ける。

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