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京橋に「将棋クラブ」-ビルオーナーが地域住民のためスペース作り

将棋を楽しむ女性客

将棋を楽しむ女性客

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 京橋の国道1号線沿いに4月15日、将棋道場「棋楽会(きらくかい)将棋クラブ」(大阪市城東区中央1、TEL 06-6180-3881)がオープンし、にぎわいを見せている。

将棋クラブ内の様子

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 同クラブは、ビルのオーナーの福見さんが「地域の人が楽しめる場所を作りたい」と、空いていた2階を改装し開いたもの。将棋クラブにしたのは、福見さん自身将棋が趣味で、少しでも将棋の魅力を知ってもらいたいと考えたからという。

 オープンしてから1カ月たち徐々に客が増え、女性客も多いという。女性6人で訪れていた将棋サークル「L研」のメンバーは、「広くてきれい。将棋盤がこんなにしっかりしている所は珍しい」と驚く。近所に住む主婦や会社員の有志が集まる同サークルでは、普段メンバーの家を活動の場にすることが多いが、「施設が充実しているので、これからは定期的に使いたい」と話す。将棋の魅力は「年齢・性別に関係なく楽しめること。弱いこまでも自分のさじ加減で強くできること」と話す。「将棋好きの女性が増えたらうれしい」とも。

 女性だけでなく、最近では教育や礼儀が身に付くと、将棋を始める子どもも増えているという。同クラブでも週2回子ども向け教室を開き、毎回10人ほどが参加する。

 クラブ長の野崎雅敬さんは、希望があれば指導も行う。レベルに合わせ教材・指導方法なども変えるという。「全くの初心者でも一から教えるので大丈夫。将棋の楽しさをたくさんの人に知ってもらいたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は12時~20時(土曜・日曜・祝日は10時~20時)。利用料は1日1,000円(女性・中学生以下500円)。

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